はじめに:弦を変えれば、ギタレレの音も変わる!
ギタレレを弾いているあなた、弦の交換ってしていますか?
「まだ買ったばかりだから大丈夫かな?」
「弦ってどれも同じじゃないの?」
もしそう思っているなら、それはちょっともったいないかもしれません。ギタレレの弦は、ギターやウクレレと同じように、音色や弾き心地に大きな影響を与える、とても大切なパーツなんです。
何を隠そう、私も昔は弦の交換をサボりがちでした。でもある時、新しい弦に張り替えたら、まるで別の楽器になったかのように音がクリアになり、弾きやすくなったことに驚いたんです。
この記事では、ギタレレ歴20年の私が、ギタレレの弦の種類から、標準チューニング用とレギュラーチューニング用のおすすめの弦、そして弦の交換時期や簡単な交換方法まで、ギタレレの弦に関するすべてを徹底解説します。最適な弦を選んで、あなたのギタレレの音色を最大限に引き出しましょう!
1. ギタレレの弦の種類と特徴
ギタレレの弦は、基本的にクラシックギターと同じ「ナイロン弦」が使われています。
1-1. 基本はナイロン弦
ギタレレは、ギターと同じ6本の弦ですが、スチール弦ではなくナイロン弦が張られています。これは、ギタレレのボディが小さく、ナイロン弦の柔らかいテンション(張力)に合うように設計されているからです。ナイロン弦は指に優しく、温かく丸い音色が特徴です。
1-2. レギュラーチューニング用弦とは?
ギタレレの標準チューニングは「A-D-G-C-E-A」と、ギターよりも高い音程です。しかし、「ギターと同じレギュラーチューニング(E-A-D-G-B-E)で弾きたい!」という方もいるでしょう。
通常のナイロン弦のままレギュラーチューニングにすると、弦がダルダルになってしまい、まともに音が出ません。そこで必要になるのが、レギュラーチューニング用の専用弦です。これは、短いギタレレの弦長でも、レギュラーチューニングで適切な張りを保てるように、特別に設計された弦なんです。
2. 標準チューニングにおすすめのギタレレ弦
ギタレレの標準チューニング(A-D-G-C-E-A)で弾くなら、以下の弦がおすすめです。
2-1. ヤマハ純正弦
- ヤマハ NS110: ギタレレGL1に最初から張られている純正弦です。バランスが良く、安定した音色で、迷ったらこれを選んでおけば間違いありません。
2-2. その他の人気ナイロン弦
- ダダリオ EJ27N: クラシックギター用のナイロン弦ですが、ギタレレにも流用できます。クリアで明るい音色が特徴です。
- オーガスチン REGAL/BLUE: こちらもクラシックギター弦。豊かな音量と伸びのあるサスティーンが魅力です。
3. レギュラーチューニングにおすすめのギタレレ弦
ギターと同じレギュラーチューニング(E-A-D-G-B-E)でギタレレを弾きたいなら、以下の弦がおすすめです。
3-1. 専用弦セット
- ヤマハ GL1専用レギュラーチューニング弦: ヤマハからGL1専用のレギュラーチューニング弦が販売されています。これを張れば、GL1をギターと同じチューニングで弾くことができます。
3-2. クラシックギター弦の流用
クラシックギター用のハイテンション弦を流用する方法もあります。
- SAVAREZ (サバレス) 500AJ: クラシックギター用のハイテンション弦ですが、ギタレレのレギュラーチューニングに最適です。バランスの取れたサウンドが魅力。
4. 弦の交換時期と交換方法
4-1. 弦の寿命は?交換のサイン
弦は消耗品です。使っているうちに、音の伸びが悪くなったり、音がこもったり、チューニングが合いにくくなったりします。見た目では、弦が黒ずんだり、毛羽立ってきたりしたら交換のサインです。
- 交換の目安: 毎日弾くなら1〜3ヶ月、たまに弾くなら半年に1回程度がおすすめです。
4-2. 自分でできる!弦の交換方法(簡単な手順)
弦の交換は、最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れれば自分で簡単にできます。
- 古い弦を緩めて外す: ペグを回して弦を緩め、ブリッジとペグから外します。
- 新しい弦を張る: ブリッジの穴に通し、ペグに巻きつけます。
- チューニングする: チューナーを使って、正しい音程に合わせます。新しい弦は伸びやすいので、何度かチューニングし直しましょう。
- 詳細はこちらの記事で:
(弦の交換方法 詳細記事への内部リンク)
まとめ:最適な弦で、ギタレレの音色を最大限に引き出そう
ギタレレの弦は、あなたの演奏を支える大切なパートナーです。弦の種類や状態によって、音色や弾き心地は大きく変わります。
標準チューニングでギタレレ本来の音色を楽しむもよし、レギュラーチューニングでギター感覚で弾くもよし。この記事を参考に、あなたのギタレレライフにぴったりの弦を見つけて、最高の音色を奏でてください。